高卒認定とは、かつて大検(大学入学資格検定)呼ばれていた、高等学校卒業程度認定試験の略称で、この試験に合格すれば、高等学校を卒業したという資格が得られ、大学・短期大学・専門学校への進学が可能になります。また、高卒の資格が必要となる、公務員試験、各種国家資格の受験資格を得ることもできます。ただし残念ながら、高卒認定に合格しても、高校卒業に必要な単位全てを取得できるわけではないので、最終学歴は中卒のままとなります。ですので、大学や短大、専門学校などに進んで、新たな学卒の資格を取得するか、通信制高校などと併用して、高卒の資格を取得する必要があります。試験は、各都道府県の1箇所の会場で年に2回行われます。解答方式は全てマークシート方式で、合格の目安はだいたい4割前後といわれています。
下図は通信制高校に係る学習システムですので、参考にして下さい。

1951年に始まった大学入学資格検定、いわゆる大検は、2005年から高等学校卒業程度認定試験、いわゆる高卒認定に変更されました。基本的な制度の本質は変わっていませんが、高卒認定の合格者は、これまでの大検合格よりも、高等学校卒業者と「同等以上」という位置づけが強調されています。細かい部分での従来の大学入学資格検定との違いは次の通りです。①大検の受験資格は、中学卒業、または中学校卒業程度認定試験に合格している事が必要でしたが、高卒認定では、それらが不要になりました。②全日制高等学校の在学者が受験可能になりました③家庭科(かつては必修科目)が廃止され、英語が必修科目になりました。④選択科目が廃止され、国語、地理・歴史、公民、数学、理科、英語が必修となりました。(地理・歴史、公民、理科は1科目選択)⑤合格科目の高等学校卒業単位への算入が可能となりました。(学校長の裁量に基づきます))これらの変更により、大学進学の道がより多くの人に開かれる事になりました。
まず、高卒認定の試験にかかる受験料が、7科目以上9科目以下が8500円、4科目以上6科目以下が6500円、3科目以下が4500円となっています。(収入印紙で願書に貼付)。そのほかに、合格証明書(全科目合格・一部科目合格とも)の交付手数料(1通につき200円の収入印紙)の費用がかかる。もし自力で勉強する場合は、これだけの費用ですみますが、高卒認定予備校に通う場合は、入学金でだいたい100000円~200000円、授業料が500000円~900000円(年額)、これ以外に諸経昔として年問200000円前後が必要になります。だいたいサポート校の費用がおなじくらいかかります。実際問題として高卒認定予備校とサポート校は指導の最終目標は異なりますが、明確に区分できないことが多いのです。高卒認定予備校で通信制の卒業をフォローすることもあれば、サポート校が大検受検の指導を行うケースも多々見られます。ですので、幅広い選択肢の中からしっかり比較検討して、自分に一番合った学校を選ぶことが大切です。
高等学校卒業程度認定試験(旧大検)は、受験しようとする年に16歳以上になる人なら誰でも受験でき、合格すると大学や専門学校の受験資格はもちろん、高卒以上の資格試験などの受験資格を得ることも出来ます。高校を中退してしまったという人なら、こんなコースも検討してみては!
