ここでは、一般的に、よく寄せられる通信制高校に係るご質問とそれに対する解答をまとめてみましたので、参考にしてみて下さい。
通信制高校の受験資格は誰にでもありますので、中学さえ卒業していれば誰にでも受験の資格はあります。
義務教育であるので、それを理由に「卒業証書」が発行されないということはありませんので、大丈夫です。
選考は基本的に、書類審査、作文、面接のみで、筆記試験が課させるケースはまずありません。「がんばろう」という気持ちがある生徒は誰でも入学が許可されます。
学校によっても違いますがだいたい2~4月が多いようです。中には9月など秋口にも募集をしている学校があります。
これは学校によってさまざまです。年間6日程度の夏や冬の集中スクーリングで1年分を消化してしまう場合や、放送視聴と弊修が可能な場合もあります。通う場所も本校だけに限らず、協力校など外部で受けることができる場合もあります。その辺は学校を選ぶ際に事前によく確認しましょう。
決して難しくありません。まずひとりでもスムーズに単位の取得ができるように教科書・学習書→レポート→試験というカリキュラムの流れが工夫されています。大切な事は、レポートは期日までに提出する、試験に向けて努力をして、試験を受ける、ことが最も大切です。これは一つの例ですが、「国語研究」という科目は、小説を一作書けば4単位取得できます。
学校によって違いはありますが、科目を選択するときや、課題の内容が理解できないときなど、基本的には必要に応じて先生が相談に乗ってくれます。また、レポートの提出期限を忘れないように、また勉強や生活の悩みはないか、という心配からこまめに生徒とコンタクトを取っている学校も多いようです。いずれにせよ、学校によって若干の差異はあります。
茶髪だとかピアスなどの外見で判断してくる先生はまずいません。全日制に比べ、かなり先生との距離は近いといえます。また、いろいろな悩みを抱えた生徒が多いので、面倒見が良くて、キャパシティーの広い先生が多いとも言われています。
基本的には年齢を問わず「学びたいときに学べる環境」を提供しているのが、通信制高校ですので、非常に幅広い年齢の人が学んでいます。が、学校によって事情は違いますが、現状では、ほとんどの学校で、20歳未満が全体の7~8割を占めています。
これまでは、小中時代の不登校が原因で全日制への進学が出来なかったケース、進学した高校が合わずに中退してしまったケース、が多かったのですが、最近は、すでに具体的な将来の目標がはっきりしている人(技術系、芸術系、などなど)が将来の為の準備に時間を使いたいという理由から、自分の時間が自由になる通信制高校を選択する場合もかなり増えています。その辺が「新しい高校」として注目されている理由です。
通信制高校の生徒は、高校を卒業したいという、強い意志を持っており、生徒も選択性なので授業を出ることを決して強制されないので、授業中の雰囲気がまったく違います。生徒は、基本的にみなまじめで、なかには寝ている人もいますが、授業の邪魔をする人はまずいません。
ハードな練習をしながら全国大会を目指す、といったタイプの部活はありませんが、同好会的な仲間と時間を共有するような活動は、活発に行われています。学校を選ぶ際に、課外活動をチェックしてみると良いでしょう。
単位制という言葉からきちっと試験にパスしないと、と思われるかもしれませんが、基本的に通信制の勉強は、レポートの提出がメインなのです。ですから、きちっとレポートさえ期限までに提出すればだいたい単位は取得できます。
「3年間」にこだわらず、じっくり時間をかけて社会へ出ていくための心構えを確立する生徒や、学力面を充実させる生徒もいますが、ほとんどの人が3年間で卒業しています。
かつては、4年以上ガが最低履修年限でしたが、いまは3年以上になりましたので、普通にやれば全日制の高校と同じように、3年で卒業できます。また上限は学校によって違います。無いところや、8年と決められているところなどまちまちです。
「自分なりに」勉強に向かうという気持ちさえあれば大丈夫。特に通信制高校は単位制ですから、まず自分の興味のあるところから始めれば良いのです。最初は少しから始めて、だんだん慣れてきて、自分に自信がついてきたら、新しい科目にチャレンジすれば良いのです。3年で卒業する必要は無いのです。できるところからじっくり、コツコツと始めてみてはいかがでしょう?自分が心から楽しいと感じた科目の勉強なら、自然に進んでいきますよ。
もちろんできます。中には難関国立大学に入学した生徒もいます。学校によって大学進学コースを設けているところもありますし、時間が自由な分、大学受験もやり方によっては効率的かもしれません。また推薦入学の枠を持っている学校もあります。いずれにしても学校によってその辺のサポート体制が全く違いますので、事前によく調べて決めましょう。
そのような生徒さんに対しては、先生がきちっと個人的に指導します。生徒の希望や興味を聞いて、いっしょに考え、科目を決めていきます。あまり難しく考えなくても大丈夫です。
通信制高校は全日制のようにタイトなタイムスケジュールがあるわけではありませんので、じっくり時間を掛けてじっくりと自分を見つめ、本当に良いと思ったことを追求していく、それができるのが通信制高校の良い部分でもあります。
通信制高校は「自学自習」を基本にしているので、クラスという考え方は存在しません。また課外活動などでの人間関係を強制することはありません。ですので自らが望まない限り、生徒間の交流はほとんどありません。それぞれの事情に応じたマイペースで高校生活を過ごせます。
自学自習が基本ですが、学校側もいろいろなカリキュラムや活動プログラムを用意していますので、同好の人などが集まって仲良くなったり、仲間を作ったりしているケースは多々あります。あなたが友達をたくさん作りたければ、その機会はいくらでもあります。決して味気の無い孤独な高校生活になる事はありません。
自分が本当に好きなこと、やりたいことは何なのかを知り、そのうえで学校選ぶのが一番です。まずは自分の気持ちを整理して、その上でいちばん自分にあった学校を選びましょう。
公立、私立、または形態によってもまちまちですが、目安として、公立の場合だいたい年間で1万円以内、私立の場合20万円から50万円ぐらい、サポート校に通う場合、通信制の学費と別に学費がかかりだいたい年間100万円前後になっている。
年齢がまちまちなので、先輩後輩の関係はありません。いろいろな年の人と話せるので、物の見かたが広がります。視野が広まる事で、いろいろ自分の可能性が見えてくる子も多いようです。
なんといっても時間が自由になる事。仕事を持っている人、技術を身につけている人、など全日制だと時間割が決まっていて毎日決められた時間に授業があるので両立はかなり厳しい。通信制なら自分がやる気になればどんなときでも時問を作り出せるので両立が比較的やりやすいのです。また決められた3年で卒業しなければならない訳ではないので、自分のペースでじっくり取り組める事も大きなメリットです。
自学自習の考え方は、裏を返せば自分の意志が大切ですので、決心が途中で変わってしまったり、友だちができずに孤独感を味わってしまうなど、途中で挫折してしまう人もいます。自由と時間がある分、ダレてしまう可能性があるのです。そのような可能性のある方は、サポート校の活用を考える良いでしょう。
まず通信制はラクだという既成概念を捨てることです。通信制高校は、勉強の内容は比較的楽かもしれませんが、自分との闘いはかなりハード。自由だけど責任は自分にあるのです。自分がしっかりしてないとうまくいきません。ただし、最後までやりとげる強い意志さえあれば大丈夫です。